AMERICAN OPTICAL|SAFETY
1950〜60年代頃(推定)/USA
アメリカの老舗眼鏡メーカー、American Optical(アメリカンオプティカル)が手がけたヴィンテージのセーフティグラスをご紹介します。
セーフティグラスとは
セーフティグラスとは、工場や作業現場などで、飛来する破片や衝撃から目を守るために開発された保護眼鏡のこと。
一般的な視力矯正用の眼鏡とは異なり、耐衝撃性やフレームの堅牢性など、安全性を重視して設計されています。
American Opticalは、こうした産業用の保護眼鏡も製造してきたメーカーです。
今回ご紹介する一本にも、当時のセーフティグラスならではのしっかりとしたフレーム構造が見られます。
特徴的な「AOヒンジ」
このフレームで特に注目したいのが、フロント両端に配された「AOヒンジ」と呼ばれるディテールです。
しずく型の金属パーツには、American Opticalの「AO」を象徴する意匠が施されています。
実用性が求められるセーフティグラスに、こうした特徴的な金属パーツが取り入れられているところも面白い点です。
現在ではヴィンテージAmerican Opticalを楽しむうえで、注目したいディテールのひとつとなっています。
スモークブラウンの透明感と立体的なフレーム
フレームは、落ち着いたスモークブラウンのクリアカラー。
光を通すことでアセテートの透明感が際立ち、見る角度によって異なる表情を楽しめます。
厚みを持たせたフロントに、角をほどよく落としたスクエアシェイプ。
存在感のあるフレームですが、クリアカラーならではの軽やかな印象も感じられます。
さらに、フロント両端の小さな金属パーツが、デザイン全体を引き締めています。
実用品から、ファッションとして楽しむ眼鏡へ
もともとは目を保護するための道具として発展してきたセーフティグラス。
その堅牢なつくりや独特のデザインは、現代のファッションにも取り入れたくなる魅力を持っています。
今回のAmerican Opticalも、機能性を重視したものづくりの歴史と、ヴィンテージならではのディテールを楽しめる一本です。
眼鏡がつくられた背景を知ると、フレームの厚みや小さな金属パーツも、また違った視点で見ることができます。
YUHINOOKAでは、こうした一本一本のデザインや歴史、ものづくりの背景も大切にしながら、眼鏡をご紹介しています。



